福島県で建築士事務所協会の全国大会が開催されました。
青森県からは20名の建築士事務所の代表が参加。
ボクももちろん参加です。
前日に福島入りしまずは観光。
やはり気になるのは東日本大震災の復興状況と原発事故により
除染作業がどのくらい進んでいるのかな?ってこと。
東京電力廃炉記念館へ向かって国道6号線(だったかな?)をバスは走ります。


道を歩いてる人は一人もいません。
帰宅困難地域の相双地区。
草がボーボー。
パチンコ屋もコンビニも住宅も・・・・・・
だーれも居ません。
着の身着のままで避難したんでしょうね。
直ぐに帰宅するつもりで出て行った気配を感じるような住宅も。
住宅の写真は気の毒過ぎて載せることはやめときます。
ゴーストタウン
とはこのような街を言うんだなあ・・・・・・・・
それと
イノシシが大繁殖していて夜になると凄いらしい。
多分家の壁やガラスを壊して中で大暴れしてるんだろう。
ここに帰れる日は来るのでしょうか?
原発事故ってホントにヤバすぎます。
ウランなんかを利用して熱を起こし電力に変える方法は出来ても
いざとなったらそれを停める方法を知らない。
福島大学の先生が話しておりました。
この状況を目の当りにしたら本当に怖くなってしまいます。
東京電力廃炉記念館では色々な資料を展示し係員が説明してくれましたが
内容の殆どは謝罪がメインのような気がします。
どのように除染を進めるかその方法や今後の見通し、廃炉に向けた
詳細な技術的内容などもっともっと詳しく告知しなければならないのでは?
と感じちゃいました。
同じ東北の福島ですが現場を目で見て感じて被災者の皆様方の辛い思いが
改めて伝わった気がします。
ここはもっともっと早く何とかせにゃならん地域です。
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